高齢者に交じって認知症防止のゲームに挑戦する山口祥義知事=伊万里市大坪町の栄町ふれあい館「支温の家」

「栄町地域づくり会」の井手薫会長(中央)から宅配代行業務の説明を受ける山口祥義知事(左)=伊万里市大坪町の栄町ふれあい館「支温の家」

 山口祥義知事は7日、伊万里市大坪町の住民グループ「NPO栄町地域づくり会」を視察した。高齢化が進む地域で支え合いの活動をしている人たちと意見を交わし、高齢者がいきいきと暮らせるまちづくりのヒントを探った。

 栄町地域づくり会は、高齢者同士が支え合うネットワークづくりに取り組み、見守りを兼ねた弁当の配食や、独居高齢者の医療介護情報を共有する「カルテ」の導入などを行っている。昨年からは宅配便大手と提携して地域内の配達を代行する業務を始め、高齢者の就労と宅配業者の負担軽減につながると注目を集めた。

 山口知事は活動の拠点となる交流施設を訪問し、会長の井手薫さん(79)らと意見交換した。井手さんは「元気な高齢者が高齢者を支える仕組みに子どもたちも加え、地域をもっといきいきとさせたい」と展望を語った。山口知事は「栄町のみなさんは楽しみや生きがいを感じながら活動に取り組んでいる。このような自発的な地域づくりの動きが県内に広がってほしい」と述べた。

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