佐賀市議選再選挙の9日告示を前に選挙ポスターの準備をする陣営=平成16年5月7日、佐賀市

 投票所の候補者一覧の党派誤記名が原因で無効となった佐賀市議選の再選挙が9日告示され、立候補を届け出たのは定数と同じ34人で、全員の無投票当選が決まった。無投票当選は、同市選管に記録が残る1959年以降で初めて。

 再選挙の発端は選管のミス。前年4月の市議選で、党派名を誤記され、1票差で落選した元市議が異議を申し出て、県選管が選挙無効と裁決。議会側は裁決取り消しを求めて提訴したが、高裁、最高裁とも県選管裁決を支持。選挙無効が確定し、議員34人が失職する異例の事態となった。

 やり直し選挙には、当初、経費として6580万円が計上されたが、選挙戦がなかったことで費用は半額程度に抑えられた。市民からは「余計なお金を使わずにすんだ」「合併の考え方を聞けなくて残念」などの声が上がった。

 市町村合併を経て、現在の佐賀市議会の定数は36となっている。

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