模型を製作した、熊本大の福岡怜大さん(中央)と模型に触れる盲学校の児童生徒=佐賀市の県立盲学校

 佐賀県立盲学校(福田浩一郎校長)にこのほど、熊本大の学生から白いアクリル板でできた学校の敷地全体と校舎の模型が贈られた。盲学校の平山珠理さん(小学5年)と小嶋あいさん(中学2年)が代表で受け取り、じっくりと模型に触れて校舎のイメージを膨らませた。

 模型を贈ったのは、建築学を専攻している熊本大学大学院2年の岸啓明さんと、同1年の福岡怜大(りょうた)さん。昨年、盲学校から模型の製作依頼を受け、福岡さんが中心となって約5カ月かけて製作した。校舎の模型には廊下の部分に溝が入っており、児童が触れて分かるように工夫されている。

 模型に触れた小嶋さんは「教室って、こんなに広いんだ」と驚いた様子。平山さんは「階段がだんだんとなっているのが分かり、うれしい」と笑顔で話した。

 綾部京子教頭は「模型に触れることで、位置のイメージがつく」と話した。模型は歩行指導などで活用されるという。

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