鍋島緞通の作品を楽しむ来場者=鳥栖市柚比町の花やしき

 鳥栖市柚比町のギャラリー花やしきで鍋島緞通(だんつう)展が開かれている。江戸時代、佐賀藩主の愛用品となり将軍家にも献上された木綿のじゅうたん。現代的な空間と調和する品格あるデザインに、訪れた人たちはしばし時間を忘れて見入っている。入場無料。31日まで。

 「蟹牡丹文(かにぼたんもん)」と呼ばれる、牡丹に蟹がハサミを振り上げている姿に見立てた代表的な文様や、亀甲をかたどったもの、藤の花をモチーフにしたものなど鍋島緞通約10点を展示している。

 基山町の大興善寺のツツジを見て立ち寄ったという福岡県行橋市の夫妻は、独創的なデザインを楽しみ「立派なものですねえ」と感心していた。

 向かいには中冨記念くすり博物館があり、サテライト会場として幕末維新博が開かれている。

このエントリーをはてなブックマークに追加