すでにYBCルヴァンカップでのグループステージ敗退が決まってしまったサガン鳥栖。だからと言って、目の前の試合を全力で勝ちにいく姿勢に変わりはない。連戦の終盤に突入している今だからこそ、リーグ戦でなかなか出場機会のない選手たちの活躍に期待したい。

 フィールドプレーヤーで最年長のMF水野晃樹はルヴァンカップについて以前こう話したことがある。「試合に出たら勝つことを大事にしたい。勝つことによってチームに勢いをもたらすことができるし、チーム内の競争を激化させる意味もある。今はメンバーが固定されている感じがあるが、それを打開するためにもこういう少ないチャンスを生かしてアピールしなければ。チームとして結果を出し、良い流れや勢いをつけられるようにしたい」。 経験豊富なベテランは、もがき続けるチームをプレーで引っ張っていくつもりだ。

 今節迎え撃つ長崎はサガンと同じくハードワークを信条とするチーム。アウェイで行われた第3節で対戦し、2-3で敗れた。リーグ戦と同様に勢いに乗る長崎はここまで2勝1分1敗でDグループの2位につけており、この試合に勝てば、3位・湘南の結果次第でプレーオフステージへの進出が決まる。

ただ、サガンはアウェイ戦の屈辱を晴らさなければならないし、何よりルヴァンカップをホーム未勝利で終わるわけにはいかない。今節は2種登録されたU-18の選手たちのベンチ入りも濃厚。若い力の台頭を起爆剤に粘り強く戦い、今後に光明を見いだしたい。サガン戦士たちよ、今こそ本来の輝きを放つときだ!

 

【長崎分析】

 高木琢也監督が就任して6年目。厳しい練習で培った豊富な運動量をベースに戦術がしっかりと浸透している。前線からのプレッシング、ボールホルダーを追い越していく攻撃などチームの約束事も徹底されている。

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