原口氏「新党の柱にと言われた」/大串氏「野党結集の動き促進を」 

 国民民主党への参加を巡る佐賀県選出の原口一博衆院議員、大串博志衆院議員との取材での主なやり取りは次の通り。

大串博志氏

 -安倍1強に対抗する野党の結集というのは新党も同じ考えなのに、なぜ違う道を選ぶのか。

 「2党が合流することで立憲民主党と若干の距離ができる可能性がある。その真ん中に入る無所属の立場の人間が必要だ。これから第2、3弾の動きがある。2党合流はあくまで一里塚だと思っている」

 -新党に不信感は。

 「不信感はない。一定の固まりをつくったのは前向きに評価する。私は特殊な立ち位置にあると思っている。希望に合流して衆院選を戦い、党の共同代表選では当時は異端と言われながらも野党は連携すべきと訴え、主張を貫いてきた。新党や立民に入るより、無所属の立場の方が結集の動きを促進できると考えた」

 -同じ目的の「無所属の会」には参加しないのか。

 「同会が今後どういう活動をするのか見極めたい。ただ、私自身の責任と役割がある。5期目の中堅として党の全体像を考え、政局を動かす立場になった。そんな立場の誰かが結集をリードしていく必要がある」

 -原口氏と対応が分かれたが、地元佐賀ではどう連携していくのか。

 「民進県連は結束力が強く、地方議員が増えて勢いもある。野党が固まるのが大事で、新党の県連になってもしっかり維持、発展させてほしい。原口氏と役割分担しながら今後も県内の対与党勢力をまとめていきたい。佐賀の場合、地域政党は必要なく、県連を母体とした組織がその役割を果たすと思う」

原口一博氏

 -代表代行に就任した。

 「党務全般をみる仕事で責任が重い。自民に代わって日本を引っ張る国民政党の人材を育てる学校をつくりたい。連休中に支援者と意見交換し、ほぼ全員から『新党の柱になれ』という言葉をもらった」

 -野党共闘についてどう考えるか。

 「とても大切で、共産や社民、自由との国会での共闘をさらに進めたい。選挙は選対で話し合うが、自民と公明のすみ分けを私たちも学ぶべき。選挙区でも共闘関係ができるように政策や綱領もリベラルなものをつくった。安全保障法制のどこをどう変えるのか、早急に検討して法律として出したい」

 -大串氏は新党に参加しない。

 「残念ですね。早く(新党参加を)決断してほしいと思う」

 -大串氏は原口氏や県連と協力するとしている。

 「そう。その通りです」

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