交流試合後に記念写真に納まる早稲田実業(右半分)と早稲田佐賀の高校野球部の選手たち=唐津球場

早稲田佐賀の9番窪山京真選手の打席中に、一塁走者を刺そうと送球する早稲田実業の捕手野村大樹選手。奥は実業のベンチ=唐津球場

 早稲田大学の系属校である唐津市の早稲田佐賀と東京の早稲田実業の高校野球部が5日、唐津球場で初の交流試合を行った。白地にえんじの文字で「WASEDA」と刻む同じユニホームの両校で、100回の記念大会となる夏の甲子園での再会を誓った。

 早実は夏の出場29回を誇る伝統校で、OBに王貞治ソフトバンク球団会長や日本ハムの荒木大輔ファーム監督、斎藤佑樹選手ら甲子園を沸かせたスターが並び、今春の卒業生には同じ日本ハムの清宮幸太郎選手がいる。

 試合は早稲田佐賀が昨夏初出場した甲子園で先発したエース安在悠真投手を故障で欠く中、早実が大量得点し、ワンサイドゲームで終わった。

 早稲田佐賀の副主将の石渡俊樹捕手は「実業はしっかり自分の間を持ち、狙ったボールを振り抜いていた。自分たちに足りないものを夏は修正したい」と話し、早実主将で4番の野村大樹捕手は「去年甲子園出場を果たしている早稲田佐賀に胸を借りるつもりで戦った。甲子園で早稲田対決を実現したい」と語った。

 早大には両校のような系属校が5校、附属校が2校ある。早実は唐津との縁も深く、基礎を築いたのが唐津出身の天野為之。早大第2代総長で早実でも第2代校長を務め、天野が説いた「他を敬し、己を敬し、事物を敬す」の三敬主義を校訓に掲げている。

このエントリーをはてなブックマークに追加