国民民主党の結党を受け、民進党から名称が変更された佐賀県連の看板=佐賀市鍋島

 新党「国民民主党」が結成された7日、民進党の佐賀県連も新党の県内組織へ事実上移行した。所属する県議や市町の議員は全員新党に合流し、20日に佐賀市で結成大会を開く。希望の党から無所属になった大串博志衆院議員とは引き続き連携する方向で検討する。県内で民進を支援してきた労働団体の連合佐賀も新党の旗揚げを歓迎した。

 「今までと違った、地方の声を国政に反映させる政党になる」。県連幹事長の山田誠一郎佐賀市議は、東京での結党大会に出席して手応えを感じた。手続き上は民進が存続する形をとるため、県連は党名を変えて新党へ移行することになり、佐賀市の県連事務所の看板も「国民民主党」に替わった。山田氏は「地方議員は今後も団結することを確認した。議員活動を通じて新党の支持を広げたい」と強調した。

 大串議員は昨秋の衆院選で希望の党に移った後、県連のオブザーバーとして民進との関係を維持してきた。4月の武雄市議選で大串氏から応援を受けた池田大生市議は「新党に参加しなかったことで一定の距離感は出るかもしれないが、同じ方向を向く仲間であるのは変わらない。いつ戻ってきてもいいように大串さんの選挙区で新党の基盤をつくっていきたい」と話す。

 大串氏に新党参加を要請してきた連合佐賀の青栁直会長は「野党が大きな固まりにならなければならないという考えは共有できていると思うし、野党連携の次のステップに向けて汗をかいてほしい」と求めた。その上で「巨大与党に対抗する第一歩を踏み出したのはよかった。ただ、国民の支持を得るのは容易ではなく、ゼロからのスタートの覚悟でやってもらいたい」と注文した。

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