タイムカプセルから取り出した「自分への手紙」を懐かしそうに眺める卒業生=佐賀市の若楠小

 佐賀市の若楠小で5日、20年前に埋めたタイムカプセルが開封された。掘り出されたカプセルには、当時の全校児童約620人が20年後の自分に宛てた手紙などが入っており、約60人の卒業生が当時の記憶を思い起こしながら思い出話に花を咲かせた。

 カプセルは開校20年目の1998年、20年後のこどもの日に開封することを約束して埋められた。運動場の国旗掲揚台前をスコップで40センチほど掘り進めるとコンクリート製の箱が現れ、その中から縦60センチ、横30センチ、高さ40センチのプラチック製のカプセルが取り出された。

 雨水がカプセルに染み込んでしまっていたが、参加者はクラスごとにまとめられてファイルを慎重に開きながら「懐かしい」と声を上げた。6年生だった福岡市の公務員松永光史さん(31)は「カプセルがあったからこそ、忙しい中で同級生と再会できた」と話し、参加できなかった友人にも電話を掛けていた。

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