農家が持ち込み、選別されるハウスミカン=唐津市浜玉町のJAからつ浜玉選果場

 全国4割のシェアを誇る日本一のハウスミカン産地のJAからつで、今シーズンの出荷が始まった。農家が持ち込んだミカンを形や色で選別して化粧箱やパックに詰め、関東、関西などの市場に送り出している。

 今季は唐津市と玄海町の164戸が84ヘクタールで栽培。出荷量4600トン、販売高36億円を目指している。1、2月の日照不足の影響で出荷が例年より遅れ、初日が先月30日だった。大型連休明けの7日までに8戸が5トンを持ち込み、平均糖度は13・1と高い。

 7月下旬に最盛期を迎える。初売りは1キロ2800円で昨年より300円高かった。シーズンを通して1キロ千円を目指している。

 目標達成に向け、JAからつ営農部果樹課の柴田憲作次長(56)は「園地ごとに階級比率や出荷時期を毎月把握し、それを事前に流通先に知らせ、売り場をしっかり作ってもらえるようにしたい」と産地情報の大切さを語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加