通学路の地下道を通り初めする佐志中の生徒たち=平成5年5月6日、唐津市

 唐津市の妙見工業団地内を通る臨港道路「妙見線」の、佐志中前に通学用の地下道が完成した。当時の生徒約410人や野副豊市長らがテープカットや通り初めで完成を祝った。

 地下道は幅2・5メートル、高さ2・5メートル、長さ22・5メートルで、取り付け部まで含む総延長は約64メートル。総工費は9千万円で、自転車も通れるスロープ式。

 妙見線は、当時は埋め立て工事中だった佐志浜を通り抜ける県道。周辺が工業団地でトラックやトレーラーが多く行き交うことから、周辺住民には「産業道路」と呼ばれる。地下道はこれをくぐり抜けるためのもので、同路線を挟んで南側の住宅地などから同校に通う子どもたちが安全に登下校できるよう、県が建設した。

 地下道は現在も同校の子どもたちに親しまれている。年数回、生徒が地域住民と一緒に清掃しているほか、落書きなどで汚さないよう、生徒自ら注意書きを貼ったりもしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加