決勝・大和-西有田 力強い速球で西有田打線を2点に抑えた大和の田島心菜=佐賀市の大和中央公園

 第46回県中学生女子ソフトボール選手権大会(県ソフトボール連盟・佐賀新聞社主催)最終日は5日、佐賀市の大和中央公園で準決勝と決勝があった。決勝は大和が西有田を4-2で破り、2年ぶり9度目の優勝を飾った。

 大和は準決勝で千代田を11-1で下して勢いに乗った。決勝では先発田島が2失点の粘投。二回、6番川崎の四球出塁を足掛かりに無死満塁とし、藤瀬、武富の連打などで3点を奪い、流れを引き寄せた。

 閉会式では、県ソフトボール連盟の山田清夫会長と佐賀新聞社の松田毅営業局次長兼事業部長が大和、西有田、3位の千代田、東脊振にメダルや賞状を贈った。

主戦田島 満塁2度しのぐ

 冷静沈着にピンチをしのぎ、接戦をものにした。一進一退の攻防が続いた大和と西有田の決勝は、2度の満塁を無失点で切り抜けた大和が2年ぶり9度目の優勝を果たした。川原陽祐監督は「昨年、勝てない時期が続いた悔しさをバネにしてくれた」とたたえた。

 ヤマ場は三回に訪れた。2点をリードしていたものの、四球や守備の乱れなどで2死満塁に。それでも先発田島心菜は落ち着いていた。「ここで踏ん張らなきゃ」。自信を持って投げ込んだ速球は外角低めに決まり、空振り三振に打ち取った。

 初回に続き満塁のピンチを封じ、相手に流れを渡さなかった。

 昨夏の中体連は準決勝で敗退し、秋の新人大会は初戦で姿を消した。要所でリズムを乱す精神面の弱さが目立ったが、3月に田島らチームの6人が県選抜メンバーに選ばれ、全国大会を経験した。田島は「全国のライバルに刺激された。もっと強くなりたいと思った」と振り返る。今大会は決勝までの4試合すべてを一人で投げきった。

 夏の中体連に向け、田島は「今年で最後なので、優勝してみんなと笑顔で終わりたい」と意気込んだ。

【決勝】

大 和0310-4
西有田0200-2
   (四回時間切れ)

 大和が2度の満塁のピンチを切り抜け、西有田に競り勝った。

 大和は二回、6番川崎の四球と続く兵動、佐野の連続内野安打で無死満塁とし、暴投の間に1点を先制。藤瀬の内野安打と武富の中前打で2点を加えた。三回には田中の中越え三塁打などでさらに1点を加えた。

 西有田は二回に2得点。初回と三回の満塁の好機に得点できなかったのが痛かった。

【準決勝】

西有田2256-15
東脊振0000- 0
   (四回コールド)

 西有田が東脊振を圧倒し、15-0で四回コールド勝ちした。西有田は初回無死二、三塁から3番今泉の内野ゴロの間に1点を先取。さらに4番野口の中越え三塁打で1点を追加した。その後も毎回得点を重ねて突き放した。

 東脊振は西有田の今泉、野口を打ち崩せなかった。

 

大 和  2022014-11
千代田  0000100- 1

 大和が本塁打を含む14安打の猛攻で千代田に快勝した。

 大和は初回、1番武富の中前打などで1死二塁とし、3番河野の左越え三塁打で先制。4番辻の内野ゴロの間にさらに1点を加えた。その後も着実に得点を重ねた。

 千代田は3安打。五回に中原の内野安打などで1点を返すにとどまった。

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