閉幕の時間が近づくと再値下げする店も。お値打ち品を探そうと、店の人とやりとりする買い物客=西松浦郡有田町の皿山通り

 西松浦郡有田町で4月29日に開幕した第115回有田陶器市(有田商工会議所主催)は最終日の5日、20万人(主催者発表)の買い物客が繰り出した。期間中の人出は124万人(同)で、1週間全て好天だった昨年より4万人少なかったものの、目標の120万人を上回った。 

 最終日は各店とも最後の売り込みに熱が入った。「タイムサービス」「再値下げ」と呼び込みの声が響き、夕方から始まるビニール袋詰め放題の店には開始2時間前から列ができた。

 今年は初日が26万人(同)と、一日の人出としては2003年5月3日と並び過去最高の好スタート。平日は雨模様で客足は伸び悩んだが、後半3連休は連日20万人以上とにぎわった。直筆の絵皿を展示販売した松本零士展が好評で、トンバイ塀のある裏通りに展開したカフェは昨年より利用者が増え、憩いの場として定着した。

 売り上げについて有田商工会議所は、荒天の影響などで「前年並みか、多少減」とみている。「若い来場者が増え年齢層が幅広くなる中、品ぞろえや入りやすさを工夫した店は集客できたようだ」と分析している。

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