握手を交わすアグリの坂本徹哉社長(左)と駐日ジョージア大使館のレバン・ツィンツァゼ全権特命大使=佐賀市のアグリ

 東ヨーロッパのジョージア(旧呼称グルジア)の駐日全権特命大使が4月30日、佐賀市の総合商社「アグリ」(坂本徹哉社長)を訪問した。同社は同国のキウイ生産に技術協力して輸入販売も手がけており、大使は「果物を通じて日本の人にジョージアという国を知ってほしい」と期待を寄せた。

 訪れたのは駐日ジョージア大使館のレバン・ツィンツァゼ全権特命大使。4月29、30の両日、唐津市のキウイ農園などを視察した。

 同社はジョージアのキウイ生産について知り、一昨年から輸入を開始。坂本社長は「土壌が非常に良く、収穫期は昼夜の気温差も大きいため、日本よりも糖度が4度ほど高い実ができる」と評価する。

 果肉が緑色で酸味もある品種「ヘイワード」は、国産が完売する2月ごろからニュージーランド産が入ってくる5月までが「端境期」という。同社はジョージア産でその間を埋めようと、栽培技術の面で協力しながら現在約100トンを輸入し、全国の大型スーパーなどに販売している。

 同社は「ジョージアという国の豊かさなどのイメージも販売しているつもり。今後はザクロなど輸入品の幅も広げたい」とアピール。ツィンツァゼ大使は「ジョージアはワインが誕生した国で、ソビエトのカリフォルニアとも呼ばれたほど土地が豊か。キウイを通じて、日本の人に歴史や文化も知ってもらえたら」と期待した。

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