佐賀新聞社が年間を通じて、県内の小学6年生の夢を紹介する企画「ボクの夢 私の夢」から「名前ランキング」を調べた。2017年度に掲載した児童(05年度生まれ)7456人のうち、最も多かったのは「美咲」で、29人だった。

 

 2位以下は、大翔(27人・前年度5位)▽さくら(24人・同8位)▽楓(22人・同20位)▽蓮(21人・同6位)▽凜(20人・同1位)▽翔(19人・同21位)▽翔太(19人・同12位)▽陽菜(19人・同4位▽翼(17人・同13位)▽七海(17人・同42位)▽優(17人・同28位)が続いた。

 名前の読み方では1位「はると」87人、2位「ゆうと」69人、3位以降は「はるか」65人、「こうき」「ゆうき」62人となった。

 一昨年度1位で昨年度2位に落ちた「美咲」が、再び1位に輝いた。この年、04年に書籍化され大ブームとなった「電車男」のテレビドラマ版でヒロインを演じた伊東美咲さんの影響だろうか。また、42位だった七海が一気に10位へランクアップ。NHK教育テレビ(現在はEテレ)の冠番組「天才てれびくん」シリーズに05年から藤本七海さんが登場している。同じように、美優が49位から13位へ上昇。人気漫画「美少女戦士セーラームーン」のテレビドラマが04年にスタートし、主人公を沢井美優さんが演じている。ほか、ケツメイシのヒット曲「さくら」もこの年にリリースされている。

 漢字は「優」や「斗」が使われた名前が多く見られた。

 掲載したのは、県内の小学校163校267クラス7456人。子どもたちは05年4月2日~06年4月1日に生まれている。男女別の集計はしていない。

 

■2005年の出来事 選挙、地震、愛知万博も

公認候補の応援で佐賀入りした小泉首相=佐賀市のJR佐賀駅南/公認候補の応援で佐賀入りした小泉首相=佐賀市のJR佐賀駅南

 2005年は、「選挙の年」だった。郵政民営化が争点となった衆院選では、「自民のねじれ」現象で複雑な構図となり、最終的に県内から6人が当選した。合併自治体が次々スタートする中、佐賀市長選では、秀島敏行氏が初当選した。

 全国の話題では、愛知県で万国博覧会「愛・地球博」が、「自然の叡智(えいち)」をテーマに、半年間開催。累計入場者数は2204万9544人を数えた。一方で、3月に福岡県西方沖地震が発生し、県内でも震度6弱の大きな揺れを観測。当時記録が残る中では、県内最大規模の地震だったとされる。かつてない大きな揺れに県内は不安と混乱に襲われた。また、4月に兵庫県尼崎市のJR福知山線で脱線事故が起きるなど、暗いニュースが続いた。

 芸能面では、1973年から放送がスタートした国民的テレビアニメ「ドラえもん」の声優や制作スタッフが、一斉交代した。

 オリコンランキングでは「野ブタ。をプロデュース」に出演した亀梨和也(KAT-TUN)と山下智久(当時NEWS)の二人が歌った同ドラマの主題歌「青春アミーゴ」が1位。また、ORANGE RANGEの「*~アスタリスク~」が3位、テレビドラマ「電車男」の主題歌「ラヴ・パレード」が8位など、30位内に5曲がランクインし人気を博した。

 流行語では「想定内(外)」や「クールビズ」、「ちょい不良オヤジ」など、今ではすっかりなじみの言葉が並んだ。「電車男」のメディアミックスにより、秋葉原を拠点とする「オタク」の呼称が広く周知され、サブカルチャーが浸透し始めた。

 

■2005年県内10大ニュース

(1)みやき町で震度6弱

(2)衆院選自民にねじれ

(3)アスベスト鳥栖市で5人死亡

(4)佐賀市議選で開票ミス

(5)合併自治体次々に船出

(6)県病院、どん3移転断念

(7)県、食糧費3億円返還へ

(8)プルサーマル安全審査終了

(9)サガン新体制で観客増加

(10)青木龍山氏に文化勲章

 

■2005年国内10大ニュース

(1)衆院選自民が歴史的大勝

(2)尼崎JR西脱線事故

(3)耐震強度偽装不安広がる

(4)郵政民営化法が成立

(5)アスベスト被害深刻に

(6)ITとTV経営攻防激化

(7)少年少女めぐる事件多発

(8)靖国参拝中韓と関係冷却化

(9)女性・女系天皇容認の報告書

(10)景気の踊り場脱却

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