陶祖の碑を前に、みこ姿で神楽を奉納する有田小の6年生=有田町大樽の李参平碑前

 泉山陶石を発見し、日本で初めて白磁焼成に成功した陶祖・李参平の偉業に感謝する「陶祖祭」が4日、有田町大樽の陶山神社山頂にある陶祖の碑前であった。関係者が陶祖に、有田焼のさらなる発展を誓った。

 県、町、地元の窯業関係者や、李参平の故郷から在福岡韓国総領事館や韓国陶磁文化協会の代表らが参列、神事を行った。

 陶祖祭実行委員長の深川祐次有田商工会議所会頭は「業界はまだまだ厳しい状況にあり、匠の技の継承、後継者、雇用など課題がある」とした上で、イコモスの「日本の20世紀遺産20選」に選ばれたことに触れ、「町並みの保全、窯業の振興、文化の継承に取り組んでいく」と誓った。

 韓国陶磁文化協会の呉有根(オ・ユグン)会長は「日韓の友好が深まり、陶磁器文化の交流が世界に広がることを見守って」と陶祖に祈願した。また、有田小の6年生4人がみこ姿で神楽を奉納。参列者の代表者が玉串をささげ、陶祖の功績に感謝した。

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