玄海原発3、4号機

 玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)で1次冷却水ポンプに異常が見つかり、再稼働工程を遅らせて点検を決めた九州電力。3号機の蒸気漏れでは、佐賀県から早めの連絡を要請されており、今回は点検を決める前段階で連絡するなど要請を踏まえた対応となった。

 九電によると各自治体などへの連絡は、ポンプの調整が難航して再稼働工程に影響する可能性が出てきた午前11時に1回目を実施。午後1時10分に分解点検を判断した後、県に同14分、玄海町に同15分に順次、2回目の連絡を行った。

 唐津市や伊万里市、長崎県や福岡県の30キロ圏の自治体には、2回目の連絡を午後1時41分までに終えた。

 3号機の蒸気漏れを受け副島良彦副知事は、九電に対し「空振りでも結構なので、日頃と違う状況がある段階で連絡を」と要請した。九電は今回について「今までなら分解点検が決まった段階で連絡するので、早く対応した」と説明した。

 県原子力安全対策課は「要請を踏まえて早めに情報提供をいただいた」と評価。再稼働工程への影響に関しては「スケジュールありきではなく安全第一で慎重に進めて」と述べた。

 岸本英雄町長も早めの連絡を評価した一方、1次系のトラブルだったことに触れ「安全第一でしっかり点検しながら作業に当たってほしい」と注文した。

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