大坪 盛英さん(77)

和洋問わないバッグ人気

 「皮工芸オオツボ」は江北町肥前山口駅通りにある工房です。オーナーで職人の大坪盛英さん(77)は、皮工芸を始めて40年。ロウケツ染めを施した皮を素材にした皮工芸品を制作しています。

 大坪さんのロウケツ染めはまず、裁断した「なめし皮」に蝋(ろう)で模様を描き、残った部分に刻印で模様を作って染料をかけ、蝋を水洗いしてはがします。更に蝋をはがした部分に染色をしたりして、素材となる皮を仕上げます。この皮をバッグや財布、キーホルダー、眼鏡入れに加工します。

 なめし皮を独自の製法で加工して軽くしている大坪さんは「手作りなので、大きさ、柄、デザインなど注文に応じて制作できます」と話します。黒を基調にした花柄のバッグは和洋どちらにも合うと人気があり、全国各地のデパートで実演販売され、江北町のふるさと納税の返礼品にもなっています。

 写真の作品は、黒の地色に茶色の花模様が見事な500グラムと軽い「ロウケツ染めバッグ」です。工房の電話は0952(86)2570。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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