松尾高子さんと作品「酔芙蓉」=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 水彩連盟佐賀支部会員の松尾高子さん(88)=佐賀市=が、佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリーで米寿記念作品展を開いている。ありふれた日常の風景などを鮮やかなタッチで描き、水彩画約20点、絵手紙10点を並べた。絵手紙は購入可能。6日まで。

 松尾さんは70歳になって新しく生きがいを見つけるために絵を描き始めた。80代で東京の水彩連盟の講習会に1人で参加するなど精力的に活動。現在は巨勢公民館で教室に通っている。

 お気に入りの作品「酔芙蓉(すいぶよう)」は自宅の庭に咲く花を描いた。「花の色が白、ピンク、赤と変わる。だから酔と書く。1日で枯れてしまうから潔い」と絵に込めた思いを語る。

 絵手紙の売り上げは、地震で被害を受けた熊本県・南阿蘇の復興に役立てる。松尾さんは「絵を描いていると昔を取り戻せる。楽しく笑顔で暮らそうという思いを伝えたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加