男女参画・こども局長の稲冨正人さん

 初対面の相手に差し出す名刺には、政治風刺漫画家の針すなおさんが描いた似顔絵が添えられている。「相手の印象に残り、すぐに覚えてもらえる」。現場に出向き、人と会うことを信条にしているだけに、20年来の必須アイテムだ。

 幼い頃、警察官だった父親の異動に伴って県内外を転々とした。「竹馬の友に憧れた」と振り返り、その経験から、順応する力やコミュニケーション能力が養われたと自己分析する。

 佐賀県が全庁を挙げて取り組んでいる「子育てし大県さが」の陣頭指揮を執る。「県だけではできない。市町や関係機関、大学、そして佐賀の強みである市民団体の力が欠かせない」。自らもNPOの副理事長を務めており、これまでに築いてきたネットワークを活用するつもりだ。

 1男2女の父親で、いずれも出産に立ち会った。地域のクリスマスパーティーでは米国帰りの「トミー」に扮ふんし、子どもたちを笑顔にさせる。笑みをたたえて公私ともにフル回転する。(佐賀市)

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