山下宗人危機管理・報道局長

 佐賀県民の命と暮らしを守る災害対策や県庁の信用に関わる問題、有事への備え…。一口に「危機管理」と言っても分野は幅広い。「事態進展への想像力、臨機応変な対応力、突発事項への瞬発力が問われる」と気を引き締める。

 新聞7紙に毎日、目を通すが「読み方が変わった」という。国際紛争や災害などが特に目に留まるようになり「佐賀で起きた場合にどうなるのか、頭の中でシミュレーションする」。

 原発への対応では課長時代、3・11後の避難計画策定に取り組んだ。実効性を疑問視する声は根強いが「いかにオペレーションできるかが大切」と話し、訓練の重要性を強調する。

 県庁の消防団創設にも携わり、そのタイミングで地元の消防団にも入った。当時、既に50代で「同世代は引退する年齢」と笑う。休日は農業を営む実家で、最近はイチゴの収穫を手伝った。「汗を流して『仕事した』と感じる。いい気分転換」。趣味は街道歩き。風景を眺めながら歴史に思いをはせる。(佐賀市)

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