長蛇の列ができて次々と注文が入り、懸命に肉を焼くなど作業をするスタッフたち=神埼市神埼町の長崎街道門前広場

 豊かな食空間づくりと、食にかけるこだわりを楽しんでもらう「第1回かんざき神幸食フェスタ」(同実行委員会主催)が4月29日、神埼市神埼町の長崎街道門前広場で初めて開催された。家族連れや高齢夫婦など約2千人が訪れ、商品に売り切れが出るほどのにぎわいを見せた。

 吉原俊樹実行委員長の「若い人たちが集まれる、そんな『食フェス』などが神埼ではなかった。何かにぎわいづくりをしてきたい」という思いで企画。地元の飲食店や酒屋を若手の経営者や商工会青年部が力を合わせて“ご当地フェスタ”の開催を実現した。

 会場では、佐賀牛ステーキやカレー、そうめんコロッケなど神埼グルメが提供され、地元の若手バンドや「佐賀の八賢人おもてなし隊」が特設ステージで盛り上げた。「5~600人の来場を予想していた」(吉原委員長)が、約250席を設けた会場は人の流れが途切れなかった。さらに「ライトは消防団から借り、音響はボランティアでやってもらった。ありがたい限り」と目を細めた。

 神埼市内から訪れた会社員の佐藤一樹さん(30)は「今までなかった。来やすいし、外で飲むお酒は最高」と笑顔。一方で、公務員の30代男性=同市=は「少し来るのが遅れて、食べ物がほとんどなかった。イベントはいい感じだけど、長い時間やるのであれば…」と、次回に向けて期待も口にした。

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