イベントの開催を案内するウェブサイトを見る茜さん=佐賀市

 同性愛や性的違和感など「LGBT」の若者の居場所づくりに地方で取り組む人たちが集うトークイベントが4日、東京都新宿区で開かれる。佐賀と群馬、愛知の3県から参加し、地方の現状や課題を共有する。

 5、6の両日にある国内最大のLGBT関連イベント「東京レインボープライド」に先駆け、1週間にわたって演劇やトークショーが開かれる中で「地方×LGBT×若者」と銘打って催す。佐賀からはLGBT支援団体アオ・アクア(佐賀市)のスタッフ茜さん(26)が登壇する。アイドルとLGBTの親和性を考える催しなどを企画してきたレロさん(東京都)が、以前から交流があった茜さんら3県の支援団体関係者に声をかけて実現した。

 茜さんは「地方は結婚や出産を『すべき』と考える風潮が根強く、性別や性的指向に疑問を持つ人が生きづらい」と話す。さらに「都会にはあるLGBT専用のコミュニティースペースがなくて、集まる場所に困るなど課題が多い。親に打ち明けられずに悩んでいる人も多く、そうした若者とどうつながるかも課題」と指摘し、「ささいなことも語り合い、登壇者も参観者も今後につながる新たな発見があれば」と期待する。

 イベントの情報はツイッター「地方×LGBT×若者」で閲覧できる。

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