5月完成予定の唐津港湾合同庁舎。奥が現庁舎=唐津市二タ子

 唐津海上保安部は昭和23(1948)年5月1日、海上保安庁発足と同時に、門司海上保安本部直轄の「唐津警備救難署」として設置され、旧税関庁舎に入居したのが始まりです。

 昭和26年3月には現在、県重要文化財となっている旧三菱合資会社唐津支店本館(唐津市歴史民俗資料館)を購入して庁舎としていました。昭和47年3月に現庁舎である唐津港湾合同庁舎に移転し、現在までの46年間、この庁舎を使用してきましたが、老朽化と耐震性能不足のため、3階建ての新唐津港湾合同庁舎を隣接地に建設中で、5月末に完成予定となっています。

 新庁舎は全体の外観やレンガ色の1階外壁など唐津のまちづくりに沿った施設となっており、エントランスホール腰壁には天然木を使用しています。耐震性を含め防災拠点施設としての機能も確保しています。

 私は鹿児島の出身で、海上保安庁入庁後は南九州を中心に転勤し、昨年4月、唐津へ異動してきました。唐津は歴史的な建物や古民家が数多く残り、週末は趣味のロードバイクであちこち走っています。風光明媚(めいび)な唐津を大変気に入っています。

 唐津警備救難署設置からちょうど70年。そして新しい庁舎への移転。今年は節目となる年で、この唐津の青い海を未来に残すため、職員約100人一同、決意を新たにしています。

 (唐津海上保安部管理課長・大橋和浩)

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