志岐宣幸さん

 産業施策の部門に長く携わってきた。「佐賀県経済のエンジンの役割を果たさなければならない」とトップの重責をかみしめる。企業の業績が向上すれば、雇用の場が生まれ、税収が増えて行政サービスの充実にもつながる。「企業と行政が目指す方向は一緒。連携を密にしたい」と話す。

 西松浦郡有田町で1996年に開催された世界・焱(ほのお)の博覧会と16年の有田焼創業400年事業を担当し、バブル期以降に地域産業が置かれてきた厳しい経済状況を再認識した。「稼ぐ力を確保するため、頑張っている企業には必要な支援を行っていきたい」と強調する。

 人手不足などさまざまな課題が横たわる。「自らアンテナを張り、何が起きているかを把握することが大事。そうしてこそ具体的な施策に落とし込むことができる」と現場主義を説く。

 稲盛和夫氏や松下幸之助氏ら経営者の著書を愛読する。「民間と公務員とで立場は異なるけれど、経営や人生の哲学として参考になる」。小城市。

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