有田焼の器に盛り付けられた創作コース料理を楽しむ来場者=佐賀市のさがレトロ館

 肥前さが幕末維新博覧会の一環として、佐賀市のさがレトロ館で展開されているレストラン「ユージアムサガ」で4月30日夜、トップシェフデーが開催された。フレンチの巨匠の右腕として研さんを積んだ須賀洋介さんが腕を振るい、県内外から訪れた40人が佐賀産の食材と有田焼を使った創作料理を堪能した。

 須賀さんは21歳から16年間、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションに師事し、ニューヨークやパリの新店舗立ち上げの総料理長を務めた。2015年に独立のため帰国、東京に会員制レストランを開いている。

 メニューは白石産の新玉ねぎを使った料理や太良産のカキフライなど約10品。江戸期の形を再現した豆皿やシックな色合いの器に盛られ、来場者は料理を口に運んでは顔をほころばせた。母と弟の3人で訪れた新澤はるなさん(46)=武雄市=は「タマネギをパイで包んだりする発想が斬新で全部おいしく、器は色や形がモダン。佐賀の魅力が引き出されていて驚きました」と話した。

 「ユージアム」は美術館に飾るような器を使うというコンセプトのレストラン。トップシェフデーは、国内外で活躍する料理人を招く月1回程度の企画で、今回は第3弾だった。

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