開幕初日(4月29日)は、一日の人出としては過去最高に並ぶ26万人(主催者発表)が繰り出した第115回有田陶器市。歩行者天国となったJR上有田駅から有田駅周辺は、通り沿いから路地裏まで焼き物店がずらりと並ぶ。国内外から訪れた観光客らは、品定めに余念がない。

 町一帯に約450店が出店、各地でにぎわいを見せる。4月から新名称「アリタセラ」となった有田焼卸団地には、ホテル・レストラン「アリタハウス」がオープンしたばかり。フレンチが味わえるレストランには順番を待つ行列もできた。

 今年の目玉企画が、著名漫画家・松本零士さんが絵付けした有田焼の展示販売。「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」などの登場人物が描かれ、ファン垂涎(すいぜん)の逸品だ。

 町の文化的景観は、昨年12月に「日本の20世紀遺産20選」に選ばれた。趣ある町並みにも注目が集まる。

■やりとり

気になる器を手に取り、形やデザインを確認。焼き物販売店の人と器の特長についてやりとりしながら、品定め=有田町の皿山通り

■ファン垂涎

著名漫画家、松本零士さんが人気キャラクターを絵付けした有田焼。「銀河鉄道999」のメーテルなどが描かれている。2日にはトークショーなどがある=有田町役場東出張所広場のグルメフェア会場内

■伝統の音色

碗琴の演奏が楽しめるのも焼き物の町ならでは。筒井孝司さんが、澄んだ音色を響かせた=有田町のギャラリー手塚

■有工生頑張る

そろいの法被を着て元気にお客を呼び込む有田工高生。道案内もばっちり=有田町上幸平

■アリタハウス

ホテル「アリタハウス」はオープンしてまだ2週間。レストランでは有田焼の器でフレンチが楽しめる。美しいフォルムの器とおいしい食事に話が弾む親子=有田町赤坂のアリタセラ

■ろくろ体験

ろくろで湯飲み作りに挑戦。プロの手ほどきを受け、手先に神経を集中させる=有田町大樽

 

絵付けを体験する子どもたち。思い思いの絵を描いた器の焼き上がりが楽しみ

 

細い路地にも焼き物が並ぶ。品定めや、通り抜ける買い物客でぎゅうぎゅうに

 

色とりどりの器が陳列された展示台。どの色にするか思わず目移り

 

トンバイ塀のある裏通りでひと休み。お茶とともに趣のある景色に癒やされる

 

トンバイ塀のある裏通りのカフェで人気を集めている紙コップは、ことし有田焼の実物が登場。限定販売している
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