左から館長の松本誠一さん、羽野美津江さん、野口トミ子さん=佐賀県立美術館

 肥前さが幕末維新博覧会に合わせて佐賀県立博物館・美術館で開かれている特別展「温故維新 美・技のSAGA」と「はじまりはここから-岡田三郎助と女性画家たち」の来場者が1日、2万人を突破した。2万人目となった鳥栖市の羽野美津江さん(71)と野口トミ子さん(74)に記念として展覧会図録と岡田三郎助の作品「薔薇」のジグゾーパズルが送られた。

 2人は絵画巡りが共通の趣味でよく一緒に出かけるが、記念来場者になるのは初めて。口をそろえて「突然のことでパニックになった」と驚きつつ、思わず笑みがこぼれた。

 鑑賞後、野口さんは「見ていて全く飽きない。昭和28年の筑後川氾濫を描いた、古沢岩美さんの『洪水』で幼い頃を思い出した」。羽野さんは「池田学さんの『誕生』がすごい。荒波や壊れた電車などが人生の厳しさを表現し、それを満開の花が優しく包み込んでいる」と感想を語った。

 「温故維新 美・技のSAGA」は13日、「岡田三郎助と女性画家たち」は20日まで。3日に「あるアトリエの100年」の特別映画上映、12日にあらかしコンサート「アルモニア管弦楽団の女性音楽家たち」、3、5、20日に岡田展関連のギャラリートークがある。電話0952(24)3947。

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