小屋野柊佑さん

 佐賀大学大学院農学研究科修士2年の小屋野柊佑さんは、昨年4月に起きた熊本地震のがれき仮置き場の土壌汚染調査に参加している。

 災害による雑多で膨大な量のがれきは野積みされており、太陽光や風雨などによって、含まれる有害物質が溶け出すことも考えられる。その影響を調べるために土壌を採取し千種類もの物質を同定定量できる機械で分析する。今のところ健康被害を及ぼすようなデータは出ていないそうだ。

 被害のひどかった益城町を何度か訪れ被害の状況を目の当たりにし、ボランティアの在り方を考えた。助け合うことは一過性のものでなく、現地の人の気持ちに添うこと。自分にできることは何かと考えた時、環境情報の提供だと思ったという。将来は経験や専門知識を生かせる技術営業の仕事に就けたらと思っている。(地域リポーター・田中みゆき=佐賀市)

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