子どもたちからの刺激を絵に取り入れた江副由美子さん=佐賀市の画廊憩ひ

 佐賀市の画家・イラストレーターの江副由美子さんの個展が3日から、佐賀市の画廊憩ひで開かれる。温かな世界観を水彩、パステルで柔らかく描く約20点が会場を飾っている。5日まで。

 長年、画家として活動してきたが、昨年から佐賀市内のこども園で園児に絵の指導も行う江副さん。「子どもたちとの触れあいで、自分の絵にも変化がある」と、子ども部屋にも合うようなクマやウサギのモチーフがかわいらしい。アクセントのテントウムシも優しく絵を彩る。

 風景の水彩では、勤めるこども園の2階からの視点を伸び伸びと写す。木々と草原が描かれる空間は、開放感と爽快さがあふれる。

 以前、絵本を制作した江副さんらしいストーリーのある絵も魅力的。下地の絵の具をひっかいて描いた作品は、夜のフクロウや2匹の魚がたわむれる様子が楽しい。そのまま絵本の1ページのようだ。「また絵本にも挑戦してみたい」と江副さんは意欲的に話している。

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