太田恵泉さん

大賞に輝いた太田恵泉さんの漢字「張均の詩」

 梧竹・蒼海顕彰第26回佐賀県書道展(佐賀新聞社主催)の最終審査が29日、佐賀新聞社であった。委嘱作品から選ばれる大賞に、太田恵泉(けいせん)さん(56)=嬉野市=の漢字「張均の詩」が輝いた。

 1次審査を通過した公募作品119点と高校生作品149点、委嘱作品134点の計402点を、審査委員長の島谷弘幸さん(64)=福岡市、九州国立博物館長=が選考した。

 太田さんは前回、一般公募の部で中林梧竹翁顕彰会賞を受け、今回初めて委嘱作品に挑戦した。島谷審査委員長は「筆が良く動き、文字の配置にも安定感がある」と高く評価した。

 受賞を聞いた太田さんは「まさか」と驚き「試行錯誤を繰り返し、夜中まで何百枚も書き直した。胸が高鳴って信じられない」と顔を紅潮させていた。

 一般公募の部は、北村鈴泉(れいせん)さん(68)=佐賀市=の漢字「呉元龍の詩」が最高賞の県知事賞を受賞した。高校生が対象の新人賞には、佐賀東高3年の武藤早紀さん(17)の漢字「臨 傅山」など5作品が選ばれた。

 入賞作品は前期(6月6~10日)、中期(同12~17日)、後期(同19~23日)に分けて県立美術館で展示する。

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