鳥巣窯の岸田匡啓さん(右)と相談しながら、購入する器を決める来場者=唐津市米屋町のギャラリー楽

たくさん並ぶ唐津焼の中からお気に入りの品を物色する来場者=唐津市呉服町

 唐津やきもん祭りが29日、唐津市中心市街地で始まった。40の窯元が参加する展示即売や企画展が催され、焼き物ファンが買い物と交流を楽しんだ。5日まで。

 同市内に点在する窯元が市中心部に集まり、空き店舗などで販売している。来場者はマップを片手に町中をぶらつき、気になった店をのぞいていた。

 福岡市で飲食店を開く準備を進めているという堤康輔さん(37)は、作家に器の作り方について質問しながら、ぐい飲みなどを購入していた。「店で使う器を探しに来たが、作り手の思いを直接聞けるのでありがたい」と満足した様子だった。

 本町の旧唐津銀行で開かれている企画展「花と器の縁結び展」では、十四代中里太郎右衛門さんや岡本作礼さんら作家32人が1点ずつ花器を出展。花が生けられた一輪挿しやつぼが並び、市内の男性(88)は「器が上等で花とよく合ってる」と見とれていた。

 期間中は、毎朝10時に町歩きイベントを開いたり、市内の飲食店15店舗が特別メニューを提供したりしている。

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