基里中で開かれたコミュニティ・スクールの運営協議会=鳥栖市

 学校、家庭、地域が一体となって特色ある学校作りを進めるコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)が、鳥栖市内で初めて基里小・中学校に4月から導入され、26日夜、同中で第1回運営協議会が開かれた。地域が学校の応援団となり、子どもたちの豊かな成長を支えていくことを確認した。

 住民が学校運営に参画する制度としては評議員会があるが、校長の求めに応じて意見を述べるにとどまり、学校と地域は分離している。これに対し運営協議会は地域が積極的に参画し学校づくりに取り組む。

 基里小・中から始めるのは、2010年度に市内で初めて「施設分離型」の小中一貫教育を導入し、成功した実績があるため。運営協議会は小中ともに住民代表と学校長ら8人で構成している。

 同夜は、天野昌明・市教育長が両校長に指定書を手渡し、「地域と学校がともに発展する好循環を作り出して」とあいさつした。

 運営方針を承認し、小中学校に分かれて意見交換した。基里小からは「登下校の見守り」、基里中からは「生徒数の少なさ」が主な課題として提起された。また委員から「小学高学年は中学校の部活に参加しては」などの意見が出された。

 次回は夏休みに合同で先進校を視察する。

 市教委によると同協議会は武雄市、嬉野市、佐賀市で導入されている。

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