新時代の企業のあり方などを学生に伝えたピョートル・フェリクス・グジバチさん=佐賀市の佐賀大

 インターネット関連企業グーグル社で人事を担当し、今はコンサルタントとして活躍するピョートル・フェリクス・グジバチさん(43)=ポーランド出身=が28日、佐賀市の佐賀大学で講演した。ピョートルさんは、既存の常識を打ち破り、業界に新風を起こしている企業や団体を紹介。就職を控える学生たちに、自己実現につながる企業選びのこつを伝授した。

 ピョートルさんは共産主義だったポーランドでの生い立ちや大学で学び、有名企業で働いた経歴を披露。「良い企業の条件」について、民宿を貸し出す人向けのウェブサイト運営を行う企業が、世界最大手のホテル会社より市場価値が高い例を示し「一見、途方もないアイデアに見えても、消費者の新しい行動パターンを作る企業が将来有望だ」と強調した。

 IT化などで多様な働き方が求められる社会において、真に有益な会社の共通点として「強欲でなく利他的で、閉鎖的でなく開放的。トップダウンでなくボトムアップが良い」と指摘した。

 また、企業4社の業務を踏まえた学生の考えたアイデアの発表もあった。

 講演は佐賀ビジネスアイデアコンテスト実行委員会が主催し、学生や企業関係者など約20人が聴講した。 

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