入校式で抱負を述べるみどり地区トレーニングファームの第2期生たち=武雄市のJAさがみどり地区武雄支所

 武雄市朝日町にあるキュウリの新規就農者のための研修施設「みどり地区トレーニングファーム」の第2期研修生入校式が26日、JAさがみどり地区武雄支所で開かれた。30~45歳の4組5人が、最先端の設備を備えた施設で栽培技術や経営のノウハウを学び、稼げる農家として2年後の独立を目指す。

 2期生は、いずれも武雄市在住の原田諭さん(33)・理香さん(33)夫妻、井手信輔さん(35)、松尾未希さん(30)、周藤勲さん(45)。県外の農業法人勤務者のほか、福祉や介護分野からの転身もあった。

 入校式で研修生は「2年後の経営開始時にいいスタートが切れるように、より高い栽培技術と経営能力を身につけたい」「トレーニングファーム出身者としての期待に応えたい」などと抱負を語った。30歳過ぎまで競輪選手だった元会社員の周藤さんは「妻のすすめと、競輪同様に『自分でやりたい』という思いがあって応募した。生活基盤を確保し、上を目指していきたい」と述べた。

 3棟の研修ハウスは温度や湿度、二酸化炭素濃度などの複合環境制御システムを備える。指導は県職員OBや全国屈指の生産農家が担い、地元の部会も支援する。昨年研修を始めた1期生3組4人は、すでに県平均を大きく上回るペースで収量を上げているという。

 トレーニングファームは新規就農者の確保、育成が目的で、県やJAさが、管内の市町などでつくる協議会が運営する。佐賀市富士町ではホウレンソウの研修が行われているほか、本年度中に鹿島市にトマト、白石町にイチゴの施設が新たに整備される予定。

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