九州電力が27日発表した2018年3月期連結決算は、純利益が前期比9・3%増の866億円で、3年連続の黒字となった。鹿児島県薩摩川内市の川内原発1、2号機の安定稼働が寄与した。佐賀県玄海町の玄海原発3号機も再稼働して安定的な業績が見込まれ、将来支払う法人税を資産に追加計上したことで純利益の拡大につながった。

 売上高は、電気料金の単価が高めに推移したことから7・3%増の1兆9603億円で過去最高だった。

 19年3月期の売上高は、初の2兆円台となる2兆50億円を見込む。純利益の予想は550億円。

 九電の瓜生道明(うりうみちあき)社長は、玄海3号機で再稼働の1週間後に蒸気漏れトラブルを起こしたことに関し「迷惑を掛けて申し訳ない。引き続き玄海4号機の再稼働に向けて安全最優先で取り組みたい」と述べた。発送電を3週間近く停止したことで、19年3月期の収支への影響は20億円程度との認識を示した。

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