トレーニングプール。深さの異なる3つのエリアがあり、用途に合わせたトレーニングができる=鳥栖市北部グラウンドのクラブハウストレーニングプール棟

クラブハウス内の東側に完成したトレーニングプール棟=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖の練習拠点である鳥栖市北部グラウンドのクラブハウスにトレーニングプールが加わり、27日、報道関係者向けの内覧会があった。佐賀県がふるさと納税を活用し、サガン鳥栖が持ち味とするハードワークを施設面で支える。総事業費は約7千万円。Jクラブによるトレーニングプールの導入は広島、神戸に次いで3例目。

 プールは長さ約6・4メートル、幅約3・5メートル、水深約2・1メートルで延べ床面積55・93平方メートル。2015年12月までに佐賀県へのふるさと納税で集まった寄付金を活用した。一度に複数人が利用できる広さが特徴。流水の強度を状況に応じて変えることができ、プールメーカー・スイメックス(兵庫県)の担当者は「水圧によって血流が良くなることで疲労が早く回復し、故障者の早期復帰といったリハビリ効果も期待できる」と話す。

 マンチェスター・シティ(イングランド)など海外の一流クラブも導入している設備を取り入れ、上位躍進に向けた環境面はより一層充実。野田直司コンディショニングコーチは「水中では体への負荷が体重の約10%になり、負傷中でも恐怖感なく体を動かせる。トレーニングのバリエーションが一気に増えそう」と期待する。サガン・ドリームスの竹原稔社長は「感謝の気持ちでいっぱい。支援していただいた皆さんに結果で返すしかない」と力を込めた。

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