新緑の茶葉を丁寧に摘み取る子どもたち=基山町総合公園茶園

 佐賀県基山町の基山小と若基小の「お茶摘み体験学習」が27日、同町総合公園茶園であった。両校の3年生合わせて約130人が、JAさが東部地区茶部会のメンバーらに教えてもらいながら、新緑の茶葉を丁寧に摘み取った。

 町特産の基山茶の収穫を通して地域の文化などを学ぶとともに、地元に愛着を持ってもらおうと開き、今年で5回目。同部会員のほか、町農業委員や町議ら合わせて約30人が子どもたちを指導した。

 体験前に、同部会の藤田俊一部会長が「一芯三葉と言って、上から3枚目までの柔らかい葉をちぎる」「茎が入らないように」などと摘み方を指導。子どもたちは茶畑に入って一列に並び、柔らかく育った茶葉だけを真剣な表情で摘み取っていた。

 初めて茶摘みを体験した加來(かく)蓮太郎くん(8)は「硬い葉っぱまで取らないように気をつけた」と笑顔。普段は日本茶は飲まないという重松遼人くん(8)は「自分が摘んだお茶を早く飲んでみたい」と楽しみにしていた。

 摘み取った茶葉の半分は児童が家に持ち帰り、天ぷらなどにして食べるという。残りの半分は茶部会が製茶し、5月下旬に学校で開く試飲会で味わう。

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