あおり運転などの取り締まりに使用される佐賀県警の小型ヘリ「かささぎ」(県警提供)

 佐賀県警はゴールデンウイーク期間(4月28日~5月6日)に合わせ、ヘリを使った交通違反取り締まりを初めて実施する。高速道路上空をパトロールし、前方の車を追い立てるように走行する「あおり運転」などの危険な運転行為を抑止する。

 県警によると、県警の小型ヘリ「かささぎ」1機をGW期間のうち3日間ほど使用し、望遠機能があるカメラで高速道を監視する。あおり運転を含む「車間距離不保持違反」や「速度超過違反」、逆走などの「通行区分違反」などを確認すれば、巡回中のパトカーに連絡して取り締まる。

 篠原和広交通部長は25日の定例会見で「ドライバーに上空からも運転の様子や交通違反を見られていることを意識してもらい、交通事故の防止効果を高める」と述べた。

 あおり運転を巡っては、神奈川県の東名高速道路で昨年6月、ワゴン車の夫婦が後続車にあおられて停止させられた後、大型トラックに追突され死亡する事故が発生。同様の危険運転が各地で相次ぎ、社会問題になっている。

 佐賀県警に寄せられた高速道路上の無謀運転や危険運転に絡む通報は、1~3月で39件(前年同期比3件減)、このうちあおり運転は19件(11件増)となっている。

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