2017年度に佐賀県内で販売された新車台数(登録車と軽自動車)は前年度比4・0%増の3万6532台だった。全体では2年連続の増加で、増税の影響で伸び悩んでいた軽自動車が2桁増と好調だった。一方、登録車は無資格検査が発覚した日産自動車の販売不振が全体に影響し微減で推移した。

 軽自動車は、前年度比11・0%増の1万8396台と3年ぶりにプラスに転じた。2015年4月の軽自動車税増税の影響で販売台数が伸び悩んでいたが、17年度はその影響を払しょくした感じがあり、夏場のボーナス商戦で大きく実績を伸ばした。16年度に発覚した三菱自動車の燃費データ改ざんに伴う販売停止の反動増という見方もある。

 一方、登録車は2・2%減の1万8136台で、2年ぶりに前年割れ。新型車の投入や積極的な販促活動が奏功し、4~6月は前年を上回るなど好調だったが、9月に日産自動車の無資格検査問題が発覚し、日産車の県内販売が10月以降はマイナスで推移、その影響で全体的に伸びなかった。同じ無資格検査問題があったスバルの不調も販売減につながった。

 県内の自動車関連団体の担当者は18年度の販売台数について「19年10月に予定されている消費税増税に向け、早くも駆け込み需要も期待される」といい、「現状程度の台数を維持するか、緩やかに増加していくだろう」と分析している。

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