城山山頂にあった勝尾城の「物見岩」から、島津勢が攻めてきたとされる久留米方面を望む参加者=鳥栖市

 鳥栖市の北西部の城山(標高501メートル)一帯にあった、戦国時代の遺跡「国史跡・勝尾城筑紫氏(かつのおじょうちくしし)遺跡」の見学会(市教委主催)が22日あった。佐賀市や福岡県小郡市など市外を含め約70人が参加し、400年前の落城時の姿のまま残る石垣や空堀を見て歴史ロマンを堪能した。

 このうち午前9時出発のバスコースに参加した20人は勝尾城の搦手口(裏口)から山頂の主郭一帯を目指した。ボランティアガイド「ふるさと元気塾」のメンバーが途中の石垣など遺構について説明し、山頂では1586年に薩摩の島津勢に攻められ落城した様子などを紹介していた。

 城好きで昨年は姫路城を見に行ったという弥生が丘小4年生の松本琉聖(りゅうせい)君(9)は「山の地形を生かして空堀が造られていた。城は歴史を見せてくれるところが好き」と遺跡見学を満喫した表情だった。遺跡は筑紫氏五代の城下町遺跡で、2006年に国史跡指定を受けている。

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