再開発を計画しているJR牛津駅周辺。中心部に住宅などを集約する立地適正化計画に基づき実施する=小城市牛津町

 一般会計当初予算は216億1207万円。市長選後で骨格予算だった前年度から3・9%増えた。高齢化や人口減少が進む牛津町の中心部開発に重点を置き、主要3事業に計約6700万円を計上。2014年度から5年連続で200億円を超える規模となった。

 小城市民病院と多久市立病院との統合を見据え、新病院の建設候補地の選定に向けた調査を始める。コンサルティング会社への委託費1135万円を組み、多久市と協議を進めながら本年度中の選定を目指す。

 仕事と育児の両立や働く場所の確保に向けて、乳幼児の母親が子どもと一緒に出勤できるオフィス整備費に2700万円を盛り込んだ。空き店舗の活用を想定し、事業者の初期投資を抑えて自立を促す。

 牛津町の中心部開発は、商業施設や住宅などを集めて暮らしやすさと活性化の両立を図る「市立地適正化計画」に基づき、牛津赤れんが館周辺に交流広場を整備する。子育て支援の集合住宅も新設する計画で、設計、調査費にそれぞれ296万円、1500万円を組んだ。駅の南北を結ぶ自由通路の設置を見据え、基本設計費など4894万円も計上した。

 歳入は、市税が前年度比1・3%減の41億5824万円。地方交付税は1・7%減、国庫支出金も1・8%の減少を見込み、財政調整基金などからの繰入金は12億5151万円と前年度から約1・5倍に増やしている。

◇主な事業◇ 子育てオフィス実証=2700万円▷公立病院統合検討=1135万円▷牛津駅周辺整備=4894万円

このエントリーをはてなブックマークに追加