鳥栖―広島 前半、広島FWパトリック(右)からボールを奪う鳥栖DF高橋祐(中央)=広島市のエディオンスタジアム広島

鳥栖―広島 前半、相手ゴール前に攻め込む鳥栖MF原川(手前)=広島市のエディオンスタジアム広島

鳥栖―広島 0-1で敗れ、浮かない表情で整列する鳥栖の選手たち=広島市のエディオンスタジアム広島

 無敗で首位を独走する広島と連敗中の鳥栖。対照的なチーム状況が、そのまま結果に反映される格好となった。鳥栖はチーム一丸で粘り強く守り、何度もゴールに迫ったものの、試合終盤の相手エースの一撃に屈した。3季ぶりの4連敗となり、フィッカデンティ監督は「今は耐える時期」と語るしかなかった。

 前半を終えて0-0。連敗阻止に向けて「やるべきことを出し切り、自分たちの形をつくれていた」とDF吉田。その流れがつながり、後半10分、中央でキープしたFW小野が右サイドのMF福田にパス。福田からのクロスをペナルティーエリア中央に飛び込んだ小野が頭で合わせたが、広島GK林の好セーブに阻まれた。

 「ボールホルダーに寄せきれない場面が徐々に目立ち始めた」と話すのは、リーグ戦今季初先発のMF高橋義。後半20分すぎから自陣に攻め込まれる時間帯が続いた。必死にはね返していたが、38分、ペナルティーエリア手前でパスを回され、広島FWパトリックに均衡を破られた。

 前線のイバルボ、池田らを欠く中、過密日程の15連戦はようやく折り返しを迎えたばかり。次節は累積警告でDF鄭昇炫(チョン・スンヒョン)も不在となる。試合後のロッカールームには「もっとこうすべき」と互いに鼓舞し合う選手たちの声が響き渡ったという。

 4連敗とはいえ、大敗はなく、すべて1点差負け。今はただ、チーム全員でこの試練を乗り越えていくしかない。

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