1回戦・東明館-九州国際大付(福岡) 粘りの投球を見せる東明館の川口剛輝=福岡県の小郡市野球場

1回戦・東明館-九州国際大付(福岡) 先発して力投する東明館の一ノ瀬順輝=福岡県の小郡市野球場

 第142回九州地区高校野球大会は21日、16校が参加して福岡県の小郡市野球場などで開幕し、初日は1回戦4試合があった。佐賀県代表で初出場の東明館は九州国際大付(福岡)に1-2で敗れた。選抜大会8強の創成館(長崎)などが準々決勝に進んだ。

 創成館は文徳(熊本)に5―4で競り勝ち、未来沖縄は4―2でれいめい(鹿児島)に快勝。八幡(福岡)は昨秋準優勝の富島(宮崎)を3―2で破った。

 第2日は22日、1回戦の残り4試合があり、21世紀枠で選抜大会に出場した伊万里は午前10時から久留米市野球場で東筑紫学園(福岡)と対戦する。

▽1回戦(小郡市野球場)

九国大付0020000002

東明館0000001001

▽二塁打 甲斐、森本、中村(九)藤田(東)

 

九国大付2―1東明館

 東明館は一ノ瀬、川口が粘投。九州国際大付を2点に抑えたが、打線が援護できなかった。

 先発一ノ瀬は一、二回と無失点。三回につかまり2点を失ったが、継投した川口が追加点を許さなかった。

 反撃は七回。4番野口が四球を選び、すぐさま二盗。2死二塁から6番下田の右越え適時打で1点を返した。

 九回は1死から3番藤田が左翼線二塁打を放ち、同点機をつくったが、あと1本が出なかった。

 

=焦点=

九州国際大付と互角甲子園9度

 

 佐賀大会優勝の原動力となった一ノ瀬順輝、川口剛輝の二枚看板で、初の九州舞台に挑んだ東明館。甲子園9度出場の九州国際大付と互角に渡り合い、序盤2失点した後はゼロに抑えたが、わずかに及ばなかった。古賀洋監督は「1点にこだわり、夏に向けてやり直したい」と語った。

 先発一ノ瀬は長打を警戒し、アウトコース中心で攻めたが、少し浮いた球をとらえられ、三回に2失点。「川口の負担を減らすため、五回までは行く」と奮闘したが、再び四回にピンチを招き、川口に後を託した。

 「絶対に点をやらない」。一ノ瀬の思いを引き継いだ川口は、気合の投球を見せた。1死一、二塁のピンチを2連続三振で切り抜けると、切れのある直球とスライダーを主体に最後まで点を与えなかった。

 勝利は引き寄せられなかったが、この日、守りは無失策。八回には中越え二塁打で三塁を狙った相手走者を強肩の中堅寺崎拓真が封殺する場面も。「うちらしい守りの野球はやれた」と古賀監督。

 互いに信頼し合う2人は「スピードと球威をアップする」(川口)、「コントロールと変化球の精度を上げる」(一ノ瀬)と夏を見据えた。

 

九州国際大付2―1東明館

 九国大付打安点

(5) 中 村320

(8) 安 永510

(3) 甲 斐411

(2) 戸 高400

(9) 葛 城410

(7) 森 本431

(6) 中川壱410

(1) 下 村410

(4)  北 300

   計 35102

 振球犠盗失併残

 54111111

 

  東明館打安点

(5) 大 場410

(8) 寺 崎400

(4) 藤 田310

(2) 野 口300

(3) 古門史400

(7) 下 田311

(9) 中 山200

H9大 隈100

(1) 一ノ瀬100

1 川 口200

(6) 小 川210

H 緒 方100

6 北 方000

   計 3041

 振球犠盗失併残

 11111004

投 手回 安振球

下 村9 4111

……………………

一ノ瀬31/3613

川 口52/3441

 

 ▽1回戦

未来沖縄

   100300000-4

   000002000-2

れいめい(鹿児島)

(未)宜保―石原

(れ)松江―桑波田

▽本塁打 神里(未)

八幡(福岡)

   200000001-3

   000001001-2

富島(宮崎)

(八)岸本―山本

(富)黒木将―黒田

文徳(熊本)

   200010001-4

   00104000×-5

創成館(長崎)

(文)上村、岩田、津川―宮川

(創)川原、戸田、伊藤、酒井―平松

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