3階のトレインビューテラスの南側部分

転入・転出に伴うさまざまな申請手続きなどが1カ所でできる1階のワンストップ窓口。木のテーブルで対応する

 武雄市の新しい市庁舎が武雄町に完成し21日、落成式があった。木を多用した6階建てで、ホールやテラスは休日も午後9時まで開放する。5月7日から業務を始める。

 

 新庁舎は、現庁舎の北東約200メートルにある旧JAさがみどり地区武雄支所跡の敷地8937平方メートルに建設した。鉄筋コンクリート6階建てで、延べ床面積8645平方メートル。庁舎のほかに、車庫棟や倉庫棟も建設した。125台分の駐車場を備える。総事業費は42億2635万円。

 1階に市民課や福祉課、税務課など需要の多い部署を置き、さまざまな手続きが一カ所でできる「ワンストップ窓口」を設ける。大型サイネージ(電子看板)を備えた吹き抜けのホールやキッズルームもある。パン店と喫茶店も出店する。

 2階は建設や水道など事業関係と教育関係、3階は観光や商工、農林など営業部関係、4階に市長室と総務関係部署を配置する。5階は9月18日に業務開始予定の武雄税務署、6階は議場など議会フロアになる。

 3階の室外には庁舎をL字型に囲む「トレインビューテラス」(690平方メートル)を設けた。2022年度開業予定の新幹線の線路と同じ高さで、列車や御船山が眺望できる。1階ホールとともに休日を含め、午前8時から午後9時まで市民に開放する。72時間電力供給できる自家発電装置も備える。

 階段に消費カロリーを表示し、長い廊下には身長に応じた理想の歩幅の線が引かれている。仕事場の大きな柱や会議室の壁はホワイトボード仕様にして、連絡や情報共有に使える。

 ゴールデンウイークに移転作業を行う。新庁舎移設に伴い、北方、山内支所は廃止する。

 落成式には250人が出席。小松政市長は「カウンターや壁を取り払った市民の場所。まちづくりの拠点、象徴として使い倒してほしい。みんなで育てましょう」と呼びかけた。

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