合併式典であいさつするAコープ九州の後藤泰三社長=福岡市のホテルオークラ福岡

 食品スーパーを展開するAコープ九州と、Aコープ佐賀が合併した。新会社名はAコープ九州(本社・福岡市、後藤泰三社長)で、佐賀、福岡、大分の3県に51店舗を展開する。1日に福岡市内で合併式典を開き、後藤社長やJA関係者らが新会社の船出を祝った。

 食品小売業界の競争が激しくなる中、経営規模の拡大と経営基盤の強化を図り、大型生産者直売所を併設した新形態の店舗への改装を加速させる。新会社の資本金は3億2500万円で、従業員数は4月現在で1326人(うち社員358人)。2018年度の売り上げは約282億円を見込む。

 経営方針では、JAとの連携を強固にして地元産や県産、国産の農畜産物を販売し、農業振興や生産者の所得向上に貢献することなどを掲げる。合併のメリットを生かし、3県の特産物を相互に取り扱う。

 Aコープ佐賀が展開していた佐賀県内の23店舗は、合併後もこれまで通り継続する。また、同社がJAさがから業務移管されていた「佐賀牛レストラン 季楽(きら)」などのレストラン事業と食肉加工のミート事業は「JAフーズさが」に移管されている。

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