副島硝子工業社長の副島太郎さんとダイクロガラスの作品=佐賀市本庄町の村岡屋ギャラリー

 明治36年創業の副島硝子工業(佐賀市)の「肥前ビードロ展」が、佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。約300点のガラス細工を展示、販売し、日本では他に類を見ないダイクロガラスを使った作品も初めて並べた。22日まで。

 ダイクロガラスは金、銀、銅などの金属を真空で気化させ、その気体をガラスに吹き付けて着色させる。日本では眼鏡や半導体にその技術が使われているが、工芸品にはほとんど応用されていない。

 同社はアメリカ製ダイクロガラスをもとに仕上げた作品を昨年、フランスの展覧会に出展して好評だった。それをきっかけに「展示品ではなく、商品にもできるのでは」と、全ての工程を自社で進められるよう研究を始めた。

 副島太郎社長は「ダイクロガラスの色合いは普通のガラス細工と全く違う。きらきら光る金属独特の輝きを見てほしい」と話している。

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