佐賀空港

 佐賀空港(佐賀市川副町)の2017年度の利用者数は77万6614人で、建設時の年間の需要予測だった73万7千人を1998年の開港以来、初めて上回った。東京便の利便性の良さが浸透したことに加え、国際線の増便や新規就航が増加につながり、5年連続で過去最多を更新した。

 佐賀県空港課によると、利用者数は東京便と国際線の上海便、ソウル便の3路線で過去最多を記録した。東京便は45万8962人で前年より7・0%(2万9915人)増となり、全体の約6割を占めた。上海便は3・4%(1656人)増の4万9801人。ソウル便は10万4919人で、週3往復から週7往復への増便によってほぼ倍増した。

 昨年6月に就航した台湾便は3万1957人。成田便は欠航が相次いだが、前年と同程度の13万782人だった。空港課は「有明海沿岸道路の延伸によるアクセスの向上に加え、増便になった東京便の使いやすさも定着し、利用増につながっている」と分析する。

 空港の営業活動を展開する県の副課長級職員ら122人によるセールスチームの会合が19日開かれ、副島良彦副知事は「地道な活動が実績として表れている。さらに飛躍できるように皆さんの営業力を生かしたい」と述べた。会合では本年度の利用者数の目標を80万人以上に設定した。

 山口祥義知事は同日の定例会見で「今年は開港20周年を迎える。インバウンドで韓国からの観光客も非常に多く、今後は九州のゲートウェイ空港や(年間利用者数)100万人を目指して頑張っていきたい」と話した。

このエントリーをはてなブックマークに追加