ATM振り込み制限を導入し、感謝状を受けとるJA佐賀信連の堤秀幸代表理事理事長=佐賀市の県警本部

 ニセ電話詐欺の被害防止のため、現金自動預払機(ATM)の振り込み制限を導入したとして18日、JA佐賀信連に三田豪士県警本部長から感謝状が贈られた。

 制限は、3年以上ATMでキャッシュカードでの振り込み実績がない70歳以上の顧客が対象で、振り込もうとすると、窓口へ誘導する文章が表示される。カード取引を希望する人は、申請すれば引き続き利用でき、制限を解除することもできる。通帳を使っての取引は可能。2018年2月から随時導入を始め、先月までにすべての顧客への導入が完了した。

 堤秀幸代表理事理事長は「お客さまやそのご家族から、被害防止になり安心という声をいただく。今後も情勢を踏まえた取り組みを続け、被害防止に努めたい」と話した。

 県警生活安全企画課によると、今年に入り、ATMから現金をだまし取られるニセ電話詐欺は確認されていないという。これまでに県内に拠点を置く九つの金融機関が同様のATM取り扱い制限を導入している。

このエントリーをはてなブックマークに追加