九州電力は19日、2次系配管からの蒸気漏れトラブルを受け、18日に発送電を再開した玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)が5月16日にも営業運転に復帰すると発表した。4号機は21日から原子炉へ燃料を入れ始め、5月の再稼働を見込む。

 3号機は、5月15、16日に原子力規制委員会の使用前検査の最終チェックである5号検査を受検する。定格出力運転の状態で各設備の状況や温度、圧力などの数値が適切かを確認する。施設定期検査の総合負荷性能検査も同時に受ける。規制委が合格と判断すれば、再稼働に関する検査は完了し営業運転復帰となる。

 3月23日に再稼働した3号機は30日夜、出力を75%に上げた際、タービンを回すための蒸気をつくる水からガスなどを抜く脱気器空気抜き管で蒸気漏れが見つかった。雨水による腐食で配管に穴が開いたと推定し、配管計16本と保温材などを交換した。20日には出力75%に到達する予定。

 4号機も同様に配管と保温材などを18日に交換し終えた。21~25日にかけ、193体の燃料集合体を装塡(そうてん)する。

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